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カート

カートが空です

HISTORY of DENNISON

約175年前、アメリカ時計製造の父と称されるアーロン・ルフキン・デニソンから、その物語は始まりました。

彼の歩みはアメリカからスイス、そしてイギリスへと続き、そこでデニソン・ウォッチ・ケース・カンパニーを設立します。

その過程でデニソンは、数々の特許やケース用の新しい金属合金を開発し、近代時計製造の礎を築いていきました。

アメリカではウォルサム社の共同創業者として、そしてイギリスでは世界最大級の時計ケースメーカーを築き上げるまでに至ります。

デニソンが描いたそのビジョンは、175年の時を経た今もなお、私たちが受け継ぐ哲学と精神の中に息づいています。

名だたる名門の、その名の裏に


20世紀の大半において、デニソンはロレックス、オメガ、IWC、ジャガー・ルクルト、ゼニスといった名門ブランドのケース製造を手がけ、その名を知られてきました。

それらはいずれも、今日の時計業界を形づくってきたブランドばかりです。

その先頭に立っていたのが、デニソンでした。

デニソンは、英米にルーツを持つ企業として、まさに創造性の中枢とも言える存在でした。

当時のデニソンのケースメーカーは、単に「仕様どおりに作る」存在ではありません。

デザインを起点に、ものづくりをリードしていたのです。

独創的なケースフォルム。卓越した意匠設計。クラフトマンシップと精密な鍛造技術。

そして、防水・防塵構造に関する数多くの特許。

それらすべてが、デニソンを時代の先導者たらしめていました。

歴史的な瞬間に、選ばれたケース


50年以上にわたり、DENNISON(デニソン)は英国軍のために、腕時計ケースや各種計測機器を製造してきました。その長い年月の中で、卓越した品質と信頼性において、揺るぎない評価を確立していったのです。

だからこそ、エドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイが人類史上初めてエベレスト登頂を果たした1953年、その頂に到達した13本のスミス製腕時計すべてが、DENNISONの防水ケース「Aquatite(アクアタイト)」を備えていたことも不思議ではありません。

また、スーパーマリン・スウィフトを操縦し、世界航空速度記録を更新したリスゴー中佐の腕にも、DENNISON製ケースを備えた時計が装着されていました。

極限環境において選ばれ続けた事実こそが、DENNISONの技術力と信頼性を雄弁に物語っています。

デニソンの歴史、その最良を現代に再構築する

リサーチにおいて、情熱あふれる時計愛好家たちで構成された私たちのリーダーシップチームは、一切の妥協を許しませんでした。

デニソンが遺した膨大なアーカイブや歴史的資料を徹底的に掘り下げ、そこからインスピレーションを探し続けたのです。

そこで私たちが出会ったのは、疑いようもなく胸を高鳴らせる発見でした。

数多くの文書、写真、そしてタイムピースの数々──

それらは、ブランドが進むべき道を明確に示してくれる、まさに宝庫だったのです。

十分なインスピレーションを手にした私たちは、世界的に名高いウォッチデザイナー、エマニュエル・ギュエに、ファーストコレクションのデザインを託しました。

オーデマ ピゲ、ロレックス、ピアジェなど、数々のアイコニックな時計を手がけてきた彼は、1960年代で止まっていたデニソンの物語を、現代へと自然につなぐ、忘れがたいコレクションを生み出しました。

過去への敬意が、未来を創る

デニソンの歩んできた歴史への深い敬意こそが、私たちの未来を突き動かす原動力です。

私たちはデニソン・ウォッチ・ケース・カンパニーの豊かな歴史を理解するため、世界中を巡ってきました。ニューヨーク・ホロロジカル・ソサエティのアーカイブから、A.L.デニソンの伝記作家の未亡人が暮らすリビングルームに至るまで、その足跡をたどり、かつて偉大であった時計会社のレガシーを称えるために、徹底的な探究を重ねてきたのです。

そして私たちは、その名を再び偉大な存在へと押し上げることを使命としています。